2009-03-08から1日間の記事一覧

負け組みのリアリズム:西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』

私が西原理恵子の本を最初に読んだのは、高校生のとき。『まあじゃんほうろうき』という連載物のルポ(?)でした。ある意味、非常に鮮烈な印象を受けたのですが、それは別にこの本がすばらしくて心うたれたとか、そういうものではなく、むしろほとんど誉め…