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ありのまま願望を超えて:NHK Eテレ「ねほりんはほりん」

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NHKのEテレでやっている「ねほりんはほりん」という番組がNHKらしくなくはっちゃけていて面白いという噂を聞いたので、さっそく見てみました。面白い。確かにこれは面白い。南海キャンディーズの山里さんとYOUさんが司会となって、普通あまり社会の表舞台に…

テレビ CM の間にトイレに行くのは犯罪です

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先週、CM自動飛ばし機能付き製品をつくっている三菱電機と東芝が、春以降この機能を搭載した製品を今後作らないというニュースが報じられました。これが小さからぬ波紋を呼んでいます。 HDD 搭載のレコーダやテレビが普及したことで、最近のテレビ視聴スタイ…

正義について

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いま NHK のハーバード白熱教室が熱い。サンデル教授の舵取りも見事ですが、学生たちが情緒に頼らず、実にロジカルに議論を組み立てて建設的な方向へ進めていく様が見ていて爽快。まあハーバードの学生が優秀じゃなかったらアメリカも困っちゃうでしょうけど…

無縁は自由のコストです

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NHK で放送されたドキュメンタリー「無縁社会」が大きな反響を呼んでいるそうです。番組は高齢者だけでなく、ネット上でも若い世代の共感を呼び、昨今の若者に「つながり」を重視する人が結構多いことを改めて浮き彫りにした形です。 私も全部ではありません…

野菜の王様

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『ぷっすま』で草薙君が「パクチー炒め」(その名の通りパクチーだけを炒めた究極のメニュー)を美味しそうに頬張っているのを見て思わず「くいてー」と叫んでしまった。私もまた「パクチー丼」をこよなく愛す一人のパクチアンとして、仲間を発見すると嬉し…

CSA:アメリカ連合国

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先週の日曜の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』は『CSA:アメリカ連合国』でした。もしも南北戦争で南軍が勝っていたら・・・というSFチックなドキュメンタリー。日本で作るなら「もしも明治維新が失敗して幕府軍が勝っていたら」という感じでしょうか(そ…

自由との闘い:『Devil's Playground』

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先週と先々週の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』は、世にも珍しいアーミッシュの子供たちをレポートする『Devil's Playground』でした。 アーミッシュは日本ではもちろん、アメリカでもほとんど一般の目に触れることはありません。田舎のコミュニティに固…

悪い狐たち

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「松嶋・町山の未公開映画を見るTV」で取り上げられていた『Foxed Out』の中で、見る者すべてを苛立たせる右翼コメンテータのビル・オライリーが「マーティン・シーンの演技など見たくない。われわれの求める大統領像とは違う」と気炎をあげている一場面があ…

おいしい薬

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「為になる話」で面白かったもうひとつのテーマは、オセロの松嶋尚美が言っていた疑問に端を発するものです。それは「何で病院で薬をもらおうと思ったら、病院から外へ出て薬局へいかなかければならないのか」というもの。「そんな面倒なことせずに、病院内…

訓読みは難しい

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6/9 にやっていた「松本人志のためになる話」が、面白いトピックを二つ取り上げていました。 ひとつは、漢字の訓読みに関するもので、「承る」を「うけたまわる」と読むのはかなり強引ではないか、「承」の一字に「うけたまわ」という 5 文字もの音を割り当…

番宣:町山智浩『未公開映画を見るTV』「ジーザス・キャンプ」後編

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本日23時から TOKYO MX で「ジーザス・キャンプ」の後編が放映されます。先週の前編だけでも十分に衝撃的な内容でしたが、後編はもっとすさまじい内容が展開されるでしょう。福音派の狂信的伝道師ジェリー・フォルウェルの演説が聞けると思うと、今から胸の…

神軍

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『松嶋・町山の未公開映画を見るTV』、昨日はカード社会の恐ろしさを描いた『Maxed out』の後編でした。色々知らない事実があって、食い入るように見てしまった。アメリカでは自己破産が容易にできない(ゆえにえんえん借金を返しつづけなければならない)、…

アメリカ人にだってグローバリズムが嫌いなやつはいるから気をつけろ

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町山さんの「未公開映画を見るテレビ」第3回は『THE YES MEN』。これも前2回の『ウォルマート』と同じく反グローバリズムがテーマ。そして同じようにドキュメンタリーとしては凡作だと思います。政治的主張が単純すぎてげんなりする。日本人受けしそうなやつ…

格差社会はお嫌い?

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日曜に町山さんの『未公開映画を観るテレビ』を観ました。うーーーーん、ちょっとイマイチ。町山さんが見つけてきた DVD をひたすら垂れ流すというチープな発想は大変いい。でももう少し細かくコメント入れないと、アメリカの事情に疎い日本の視聴者には深い…