いでよ日本共和党
長妻厚労相は製造業派遣禁止をまだやるつもりのようです。海外へのアウトソース、正社員限定ワークシェアリングと、派遣禁止に対する企業側からの三つの解のうち二つが出揃っているというのに。
アルバイトの増加という第三の解がニュースになるのも時間の問題でしょう。企業も馬鹿じゃありません。みんな与えられた環境の中でどうしたら最もコストを抑えられるか、必死に探っているのです。
でも民主党は、製造業と非正規労働者を叩きのめさずにいられないらしい。やはり、日本の本当の勝負は、民主党が支持を失った後に出てくる次の政権になる。日本国民が民主党のパターナリズムに愛想をつかした、その瞬間ならば、アメリカ共和党のように(小泉政権のように、と言った方が分かりやすいか)、自由主義路線による「小さな政府」を志向する政党が支持を得られる。
日本にそんな政党があるかって?
あるじゃないですか。みんなの党が。