祝『SQLパズル 第2版』増刷

 翔泳社の編集者市古さんから私が訳したJ.セルコ『SQLパズル 第2版』の増刷がかかったという嬉しい知らせがありました。

 2007年に出た本なので、2年間コンスタントに読まれ続けているということで、日本への紹介を買って出た私としてもニコニコです。専門書なので爆発的に売れるわけではないし、本格的な SQL の本がほとんど存在しない日本にいきなりトップレベルの書籍を持ち込んで果たして売れるだろうか、という不安はあったのですが、それが杞憂に終わってよかった。まあ、そのギャップを埋めるために書いたのが自著の『指南書』だったのですが、こちらも望外の数の読者に恵まれて、まず最初の役割は無事果たしたかな、と思っています。セルコの本には『パズル』より面白いしのもいっぱいあるのだけど、これらをどうやって日本に持ち込むかが、今後の私の課題です(『Trees and Hierarchies』のように、セルコになり代わってじゃんじゃん紹介しているものも、一部あるけど・・・)。