「DBアタマアカデミー」第2回が Web で公開されました。テーマはトランザクションの仕組みについてです。

最近では、多くの企業が楽しさの強迫観念にとり憑かれている。シリコンバレーのソフトウェア企業は入り口にロッククライミング用の壁を設置し、オフィスには動物型のゴム風船を置いている。ウォルマートは、レジ係に誰彼なく笑いかけるよう命じている。この…

おととい見た映画『悪人』の感想を、もう少し。 実を言うと私は、この映画を見ている間ずっと、苛立ちを感じていました。祐一も光代も、そんなに田舎暮らしが息苦しいなら、さっさと違う土地に出てしまえばいいのに、と思ったからです。二人はまだ20代。十分…

映画『悪人』を観てきました。世評に違わずウェルメイドな作品でした。複数視点からの描き分けも洗練されていたし、深津絵里の地味さには驚いた。ここまでオーラを消せる主演女優というのも凄い。受賞も納得です。 この映画の宣伝のキャッチコピーは「誰が本…

昨日で 9.11 から9年目を迎えました。今年は同時テロ現場付近にモスク建設計画が持ち上がったり、それに対してコーランを燃やすパフォーマンスを行う牧師が場所変更の取引をおこなったり（最初からそれが目的だったとしたら大した策士だ）、例年以上にアメリ…

日本の政治家の書いた本はつまらない、とよく言われます。論旨不明瞭でどんな政策を訴えたいのか分からない、脈絡のないエピソードの継ぎ合わせだ、と。しかし、政治家の本にも、読んで面白い例外が二冊あります。それが、著者の師である田中角栄の『日本列…