外れのない職業選択

 今日もふとテレビを見ていたら、さんまの番組で葬儀屋のミニドラマをしていた。こないだは映画「おくりびと」も上映されたし、私が以前予言したごとく、葬儀業界が脚光を浴びつつあることの証左と言えるでしょう。不謹慎と知りつつ言いますが、これはもう鉄板に近い。この業界はあと数十年は安泰でしょう。そろそろ就職活動を控えた学生諸君、どうかね? 最近の若い人々は保守回帰していると聞くし。

 緒方拳が死んで追悼番組が多く組まれています。私が個人的に思いで深いのは、時代劇なら藤原純友『風と雲と虹と』、人間ドラマならベタだけど『砂の器』は外せない。私はノンフィクション作家の松下竜一が好きなので、彼の処女作『豆腐屋の四季』を見てみたいのだけど、これはなかなか機会がなくて未見。地味な作品なんだけど、どこかで見られないかなあ。