スネイプ先生を擁護する

 年末にドサドサとDVDを借りてきたので、今日は晩御飯を食べながら第一弾の『ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団』を見ました。映画は普通に面白かったのですが、見ていて真っ先にスネイプ先生に同情してしまった。シリウスが死んだのなんかどっかへ飛んでしまった。
 これまでねちねちした嫌味な先生として描かれてきたけど、ハリーの父親にあんないじめられ方したらそりゃ恨むでしょう。というか、ハリーの父親のジェームズは酷い。悪意がないまま人を傷つける無神経なボンボンを地で行っていました。映画だと数十秒の描写だったので詳しく分からなかったのですが、原作でもあんなヤな奴なんですか? これまでもスネイプ先生は好きだったのですが(ハリーがよく怒られるのは、そもそも彼が悪いケースが多い)、これから一層応援することに決めました。新しく出てきた不思議ちゃんもクールで大人びていて、ハリーの普通の同級生とは違う空気を持っていて面白かった。
 ロンも単細胞ぶりにますます拍車をかけていていい感じでした。シンプルで情に篤い彼みたいな男の子は、男社会では評価が高いのだけど、残念ながら女の子からは見向きされないだろうな。でも心配するな。私たちがついてる。