ダイアン、いまコーヒーを飲んでいる。漆黒の闇夜よりも深く濃いやつだ。

 『デス妻』の3rdシーズンを全て見終わりました。

 いやー・・・あのラストは・・・イーディ、けっこう好きだったのに・・・幸せになって欲しかったよ。スーザンにはもっと天罰が下っていい。火付け盗賊の分際でなに幸せな結婚式あげてやがる。けっ。

 ついでに『デス妻』にもオーソン・ホッジ役で登場しているカイル・マクラクラン主演のツイン・ピークス全29話を一気見。最後は収拾ついてないけど、全体として今でも通用するクオリティの高さ。アメリカのテレビ・ドラマは昔からハイレベルだなー。

 オーソンの底の見えない笑顔も素敵だけど、やはりマクラクラン君はクーパー捜査官が一番素晴らしい。この人はコーヒーを世界で一番美味しそうに飲む俳優で、私も去年の夏にコーヒーのポットを落として壊してしまったのだけど、クーパーの飲みっぷりを見ているうちにうずうずしてきて、早速おニューのコーヒーメーカーを購入(今度はステンレス製の割れないやつ)。ネスカフェは彼をCMに起用したら売上倍増ですよ。一部層にしか受けない気もするけど。

 このドラマは他にも魅力的なキャラクターが多い。ドーナツ大好きの好漢トルーマン保安官や、(いかれて南北戦争にトリップ中の)ベンジャミン・ホーンも愛らしい。こういうお茶目なおっさんに私もなりたいなあ。しかしアメリカには南北戦争で南軍に勝たせてやりたかったと思う層もかなりいるのかな。南部にはいそうな気もする。悲運の名将リー将軍に肩入れするのは、日本では楠木正成義経をひいきするのと同じような感覚なのかな?