100番目の男
今日になってリレーショナル・データベースの世界のブックマーク数が中増していたのでおやと思ったら、はてなブックマークの歴代ホッテントリ TOP100という集計をされた方がいて、私のサイトは見事ギリギリ100位に滑り込んでいたのでした。そういうことでしたか。
それもこれも「はてブ」ユーザの皆さんのおかげです。こんな地味なサイトをよく見つけ出して評価してくれたものです。
今でもよく覚えていますが、2006年の2月に突然数百件のブックマークがついて（なぜこの雪崩が起きたのか、その直接の引き金は今でも分からない）、それまで1日に10件ぐらいだったアクセス数がその日だけで数千件を超えてびっくりしました。
多分、このはてブでの急騰がなければ、翔泳社の斉木さんの目にとまって CodeZineで連載を始めることにもならなかったし、セルコの本を訳すなんてこともなかったし、自分の本を出すことだってありえなかったでしょう。その点で私は、はてなブックマークユーザおよびSIMさんや木村さんはじめ Web 上で私を評価していただいた方々に多大な恩義を受けています。だから、せめて恩返しに、書いたテキストは事情が許す限りぜんぶ Web 上に公開したいと考えています。Web 空間の資源を多少でも豊かにすることが、Web 世界に生きる方々へ借りを返す本道でしょうから。CodeZine の記事はそのまま Web 上にあるので気にしなくていいのですが（サイトが潰れたら別だけど）、『Web+DB Press』のような紙媒体に掲載されたものも、いずれ全て Web サイトに載せる予定です。この点は、技術評論社さんも許可してくれているので、大丈夫です。
