2007-01-01から1年間の記事一覧

子捨てとヒロイン

ああ、見たい。見たい。『デス妻』の続きが見たいよう。は、はやくシーズン3を・・・禁断症状が・・・!。 さて、2nd シーズンでは、ついにブリーが子供のアンドリューを(文字通り)捨てました。色々紆余曲折あり、彼女なりに人事を尽くした末の結果ではあ…

豪雨

やれやれ、凄い雨ですね。今日は速攻で定時上がりしたので、何とか降られる前に帰れました。今日残業の人は大変だね。夕飯も味噌汁と酢の物だけ作って、あとは残り物やレトルト。こんな日は何もせず早く寝てしまうのが一番です。明日で終わりだ。

このーきなんのき

気になる木。 皆さん、「実用性については正直よく分からないけど気になる・・・」という印象のようですね。この気になる木が実用性に関してクリアしなければならない課題は、木の更新SQLをなるべく簡素化することと、パフォーマンスを向上させることです。 …

敗れ去った者たちへ

中島みゆきとTOKIOの組み合わせはけっこういけるじゃないですか。『宙船』も良かったけど、今度の『本日、未熟者』も素晴らしい。みゆきさん本人が歌うとこぶしが入りすぎて呪ってるような歌になるけど、長瀬君のは都会的でクールだ。私は軟弱だからこっちも…

The Art of SQL

いよいよ出ますね、『The Art of SQL』。入れ子集合モデルのパフォーマンスについての実証的な批判が載っているので、最近ちょうど読み返していたところです。 内容は、悪くありません。実証的なデータを挙げて地道に論証していくスタイルもいい。でも、私、…

SQLの美しさと強さ:SQLで木と階層構造のデータを扱う

「リレーショナル・データベースの世界」に、SQLで木と階層構造のデータを扱う(入れ子集合モデル)を追加。予想通り大作になってしまった。これでもまだ半分ぐらいだけど、ちょっとここで一息入れよう。 入れ子集合モデルというのがどんなモデルか、という…

腹がきつい・・・

最近胃もたれが苦しい。暑さ&年だなあ。持病の首の痛みにも泣かされて今週は仕事してませんー。 『グロテスクな教養』が気に入った高田さんの『文学部をめぐる病――教養主義・ナチス・旧制高校』を読んでいます。順番としてはこっちのが前作にあたるのですが…

edo時代再び

千葉県柏市の夏祭りに出かけてきました。町内会がかなり積極的に企画に参加していて、大きな公園を貸しきっての大規模な祭りでした。町内会がやっている屋台はテキヤの屋台に比べて格段に安くて美味しい。フランクフルトも綿飴も焼きそばも、テキヤで買えば3…

安野モヨコ:『働きマン』4巻

この巻はいい話が多かった。片桐さんや波多野さんのような真面目で優秀な、それゆえに損な立場に置かれてしまう人への「どうにもならない」という諦念交じりの同情が溜息を誘う。主役の松方さんも、三十路を前に悩み多き人生を送っている。 優秀で根が真面目…

SQLの論理形式

新人の子たちに SQL を教えてきました。GROUP BY のキーに指定していない列名をSELECT句に書いてはいけない、という禁則の意味がよく理解できずに困っている例を多く見かけました。特に、GROUP BY句で列にCASE式を使った場合、もはやそれはキーとして元の列…

スターマーク・・・

スターマークの使い方が良く分からずに自分の記事のブックマークのコメントについているのを連打してしまった・・・取り消しはできないんですね、これ。 何やってるのか一体・・・。

渡辺京二『逝きし世の面影』

優しき山椒魚たちの国:渡辺京二『逝きし世の面影』 歴史学の時代区分に、近世と呼ばれる時代があります。日本史の場合、まあ江戸時代のことと考えてください。そう聞くと随分昔のように思われますけど、「近」という語が表すように、それほど大昔でもありま…

仕事人とクリーミィマミ

『必殺IV 恨みはらします』(1987年)とクリーミィマミのVol1を借りてきて見ました。『必殺』の監督は、『仁義なき戦い』シリーズや『バトルロワイアル』の深作欣二(必殺シリーズ第1話の監督でもある)。そのため、暴力が生々しくてシリーズ中でもかなり陰…

部分和問題(列持ち)、併発患者のパズル

「SQLで数学パズルを解く(組み合わせ論編)」に「2-2. 部分和問題(列持ちバージョン)」と「2-3. 併発患者のパズル」を追加しました。 前者は明智さんから部分和問題に寄せられた巧みな解法をもとに作った問題です。要素を列持ち形式にするのは決して実務…

最近ときめきのない貴女へ

日本の女の子たちのハートを鷲掴みにしているというDS版の『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』に、家人も例外ではなくハマッています。私もそのプレイぶりを隣から眺めているのですが、面白い。全体的にほのぼのした内容で、あまり大きな事件とかは…

虎舞竜

今日は一日トラブルに見舞われた日だった・・・。 最初は、INSERT ... SELECT 文で 急いでいたので、APPENDとNOLOGGINのオプションを付けたら、SELECT時にブロック破損のエラー。裏目に出てしまった。ディスク障害ではなかったので、テーブルを DROP & CREAT…

テステス

あーてすてす。 ミックです。このたびジオログからはてなダイアリーへブログを引っ越しました。 旧ブログはこちらです。 ジオログはファイルのエクスポートが出来ないから引越しが不便だなあ・・・。

部分和問題答え#2と#3、ラッセル

「SQLで数学パズルを解く(組み合わせ論編)」の「部分和問題」に、答え#2と#3を追加。 どちらも、元の集合から要素を選択するかしないかで0/1のビットフラグを立てることで、全ての組み合わせを網羅することにより一つのクエリで実現する解法です。その…

これがホントの落しブタ

我が家で使っているブタの落しブタ。沸騰すると鼻から湯気が「フンフンフン」と出るユーモラスな様子が笑える。確かグッドデザイン賞も受賞。今日はこれで肉じゃがです。 読売新聞の文化欄で劇作家の竹内一郎(マガジンで『哲也』を描いていた「さいふうめい…

日本酒ゼリー・パール判事・実証主義は大事だよ

近所のうなぎやで、新政という日本酒で作った「秋田ほろよいゼリー」をいただく。 ひんやりしたほのかな甘さを日本酒が引き締めて、非常な美味。お酒はほとんど香りつけ程度なので、私でも全然平気で食べられた。シャーベットにしても美味しい、と側面に書い…

夏の似合う男

暑い日が続きますが、皆さん体調の方はだいじょうぶでしょうか。梅雨明けが遅かったせいで7月までが割と涼しかったので、ギャップが苦しいですね。 ずっと読みたいなーと思っていた内田さんご推奨の渡辺京二『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー)の古本…

外部結合、あなたは左派? 右派?

SQL の外部結合には左、右、完全の3種類があります。このうち、左と右の表現力は同じなので、機能的にはどちらを使ってもかまいません(外部結合の機能については、拙稿「外部結合の使い方」参照)。 とはいえ、プログラミング作法の観点から見た場合、左外…

内田樹『街場の中国論』

死者の中国論:内田樹『街場の中国論』 私が愛するアメリカの長編TVドラマ『デスパレートな妻たち』では、メアリー・アリス・ヤングという女性がナレーターを務めます。正確には、メアリーは第一話の冒頭で自殺するので、彼女の「死霊」です。死霊はもう、…

聖女と悪女

『紅一点論』の中にジャンヌ・ダルクやヘレン・ケラーやの伝記の美化についての記述があったので思い出したのですが、以前、ジョン・リードについて調べていたときに、ヘレン・ケラーがIWWWを支持する声明を出していた、という事実を知って驚いたことがあり…

斎藤美奈子『紅一点論』

モモレンジャーとOL:『紅一点論』 世の中には飽きもせず延々同じパターンが繰り返される物語シリーズというものが存在します。『水戸黄門』に代表される時代劇や、寅さんの『男はつらいよ』シリーズがその典型です。こういうのを「新鮮味がない」と両断する…

太陽と帰納と我らが世代

昨日は褒めた内田さんですが、今日は批判を一つ。 いま25〜35歳に該当する世代は、卒業が就職氷河期にバッティングしたため、あまりいい仕事にありつけず(あるいは全くありつけず)、辛い立場に置かれています。無能な人も辛いけど、有能な人も、なまじ処理…

ボンクラの諸君に告ぐ

私が私淑する師匠の一人、内田樹さんが「ボンクラ」と呼ばれる一群の人々について素敵な考察をしています。詳しくは「おとぼけ映画批評」の『ブキー・ナイツ』の回を見ていただくとして、一言で言えば、「幸せに〜なりたいけど〜頑張りたくない〜」というあ…

ニーシング(Niessing)

昨日は銀座へふらふらと出かけました。キリスト教関係の書籍で有名な教文館の4階、カフェ教文館で本を読みながら時間つぶし。ここの喫茶はこじんまりしてて私のお気に入り。 そのあと天賞堂へ出向いて、ドイツはバウハウスの流れを汲む宝飾ブランドニーシン…

SQLと再帰集合

「リレーショナル・データベースの世界」に「SQLと再帰集合」を追加しました。「はてなブックマーク1000件ヒット記念」コンテンツの続きです。これは前から書いておきたかったテーマなので、いい機会でした。最初にノイマン型再帰集合の使い方を見た人は、例…

データベースとアメリカ文化

「アメリカ人ほどマーケティングが好きな国民はいない」とは、このブログでも度々紹介しているマッツァリーノの言葉です。実際、映画の結末を複数パターン用意して、試写会で一番ウケが良かったものを採用する、なんて話を聞くと、その筋金入りの実証主義に…